お江戸のキャンディー2感想

お江戸のキャンディ2


※普通にネタバレしています。

染谷さんの桔梗太夫の花魁道中すごかったです。
寄せてはかえすリズム感とポックリ?が
30㎝もあるの!?
(いや、そんなにあると染谷さんが2メートル超えちゃうので15センチくらいでしょうか)
ユーラユーラ歩く道中なんですが、
それ全身の筋肉フル稼動して、しゃなりしゃなりしてますよね!?
もちろん顔も凄いんですが、優雅に見える動きにどれだけの筋肉がかかってるのかと
思うと興奮しました。

 

あまり細かい設定なんかは分かっていないのですが、桔梗太夫とリュウさんの悲恋モノのところにグッときたので、問題ありませんでした。

 

染谷さんの最後の慟哭の叫び声が
とてもよかったです。
動き方とか背中をまるめて、女性寄りに
(あくまで男性ではあります)
寄せてるところに、
あの意思の強そうな声です。
(染谷さんの声とても好きです)
最後の「誓ったではないですか!」が
とても好きです。

 

あとたぶん私的に最大の見せ場が、キスシーンなんですが。
すごい焦らすし、見つめあって目線が
外れて、が何回かありますし
そのモダモダする感じが
とてもよかったです。
(漫画なら萌えるという感想を使うのですが、桔梗もリュウさんも寡黙なわりに
目線が強い2人なので、応援というか
いったれ!みたいな気分でした)

 

あの目線があった後の抱きあった状態で、背中の縄を切る動作がガタガタしてるだけなはずなんですけど、なんですけど、
うん。


全体に漂うエロスがすごかったです。
ここは間接的なのにモダモダするところが
とてもいいんだろうな、と思います。
秒数的にも、アゴが擦れる感じとか
どアップになるキスシーンの角度とか
大変満足でした…。

 

桔梗も白鳥太夫もとても美しいんですが、
ちゃんと男性でもあるわりに
抵抗するという選択肢がない
生き方なので、太夫になると何か
不具が出たりする設定だと
楽しいなーとぼんやりみていました。

 

あと白鳥太夫が白くて白くて
でっかいのに美しい感じもすごい
よかったです。本当に白鳥のようでした。

 

あと桔梗はそこまで台詞が多くないんですが
あと木枠の冷たい床で
たどたどしく「リュウ…さん」と何回も
呼ぶところが本当によかったです。
背中丸めてるのとてもいいと思います。

 

画面は彩度をあげてある感じで
森の黄緑がとても美しかったです。
フェチが詰まった映画でした。

 

あの綺麗な顔の染谷さんが中身が
すごい男前なのが、好きなので
今回の桔梗はたおやかですが
たおやかにならざる得ない何かを
妄想して楽しんでいました。
あのムキムキな人がちゃんと凄い
可憐ですよー!
俳優さんてすごいですねぇ。
大多数の染谷さん推しの方はご満足
できると思います。

 

あと特典ブロマイドが
寝てる桔梗が布団から起きて、
「なに?」て顔なんですが、
監督さんいわくの「お布団はいる?」
みたいなタイミングの顔をたしかに
していて、あのシーンも静かなのに
色々妄想する所で楽しいです。
沈黙のなかに物語があるような。

 

あと竹中直人さんの説得力のありすぎる演技がすごかったです…どんな人にでもなれるのか…。

 

ではとりとめもなく、終わります。
(若干私の染谷さんへの期待の趣味嗜好が、大多数の方とズレてるので同担拒否なんですが、今回の役は本当にみなの期待する染谷さんですし、私も楽しめたので凄いよかったと思います)